一般の人間には見えない人の魂を喰らうヴァイアラスが存在する世界。魂を喰われた人もヴァイアラスになるのでウィルス感染のようにどんどん増えていくのだが、ヴァイアラスが識別できる人間もいる、という設定。
表向きアンティークショップ店長の黒ゴス眼帯女子はその識別できる人間であり、依頼によりヴァイアラスの駆除を行う。必要な人間にのみ見えるチラシを持った人間が依頼人としてやってくるシステムで、その縁でもう一人のヒロインと出会うはじまり・・だったと思う。すんません、かなり記憶が曖昧になっている。それほどに印象が薄いタイトルだったんすよ・・。
絵は可愛いしわかりやすい構成なんで観ている間はそれなりに楽しめたし、物語としてのからくりはけっこう巧いと思ったんだけど既作品との差異が見られなかったからかなあ。
1話完結タイプでアクションも必須、となると物語がちょい薄くなる。話が薄いなら可愛い女子キャラによる絵面で勝負してほしいのだが、その見せ方が可も無く不可も無く。可愛いコスはいいんだけどそれを活かしたアクションがちとしょぼいというか。何度も言うが悪くはないのだ、ただ本当に印象が薄いタイトルだったのだ。
2007年BS-i他放映全12話 / 堪能度:★★☆☆☆