空手を嗜む姫乃の前に7人の美少年たち突然現われる。彼らはリーフェナイツといい、全ての生命が持つ生命力である「リーフェ」を守る役目を持つ精霊であり、迫る強大な力に対抗するためリーフェを生み出すことが出来る存在・プリーティアを求めてきたという。姫乃は、プリーティアとしてリーフェナイツと共に戦うことになるが...。
コンセプトは白雪姫なので主人公にはいじわるな義理の姉とか7人の小人(精霊)がオプションについてきます。主人公の姫乃と父親が金持ちの未亡人と再婚しているという設定なんで義理の姉もいるわけで。話の大筋は、世界の敵に対し、リーフェナイツの一人と融合して主人公が変身し、パワーアップして撃退、という変身魔女っ子系。リーフェナイツは水とか火とか特性を持っているので対峙する敵に応じて融合するみたいな感じ(その回でスポットを当てられたリーフェナイツというべきか)
リーフェナイツと姫乃の関係はアンジェリークっぽいですね。こちらは青年タイプからお子様タイプまで各種そろっているのでその辺はちょっと違うかもだけど、ストーリーが進むに連れてリーフェナイツの一人といい関係になっていくようだし。セラムンと違ってヒロイン一人だけだけど、融合するリーフェナイツによってコスチュームが変わるので画面がワンパターンにならなくていいなあと思ったり。絵柄はかわいいし、アクションもいいけど、他の魔女っ子ものに比べるとちょっとだけ地味っぽい気がしないでも。中間色を使った服装が多いからかなあ。
ダメージ受けると守護者が傷つくってシチュエーションが女の子のツボにはまる気がするのは私だけでしょうか。敵にもドラマがあり、物語に深みがあるトコロも好感が持てました。少女漫画的恋愛と人間ドラマを堪能したい人にはけっこうおすすめかも。
個人的には主人公の父と再婚相手の義母との関係が印象に残っています。超天然のおとーさんとおとーさんにベタぼれのおかーさん。ちょっとまぬけなデートシーンは笑えた。
2001年WOWOW放映全13話/堪能度:★★★☆☆