姉夫婦の忘れ形見である幼い甥っ子と骨董屋を営むナタリーの前に、亡き義兄の弟で砂漠の国の王族の青年が現れる。ロンドンを舞台に王子との恋と国の策謀を巡るロマンス。
主人公は姉夫婦と穏やかに暮らしていたが姉夫婦は甥っ子を残し事故死してしまう。その直後、砂漠の国の王子がやってくる。王子は主人公の義兄の弟であり甥を連れ戻しにきたという。
衝突や事件を経て2人は和解、徐々に惹かれあう。王子は母国で四面楚歌というか政敵だらけでそれに絡む策謀に主人公は巻き込まれつつも絆を深めていくという展開かな。
ハーレクイーンと少女漫画をあわせたような印象なのは、青年が砂漠の国の人だからか(笑)ドラマチックというかスクリューコースターな展開でハラハラしながらも目が離せない話でした。関係ないけど著者の描くキャラの怖い顔ってこんなに怖かったっけ;
原のり子
講談社漫画文庫全2巻 / 講談社
ジャンル:少女・ドラマ / 好み度:★★★☆☆