王家の末娘ダリアン姫は次期国王になるため、忠義の護衛官・キールとともに強い精霊の守護を得ようとするが・・。
どたばたファンタジーの主従もの。漢前な王女と、強くて主人に心底仕えている従者の恋愛というのはとてもツボです。キャラのノリのいい台詞まわし、テンポの良い展開とシリアスが適度に融合していて素直に楽しめるお話。人間ドラマもそれなりに見せます。
絵は、線はきれいだけど動きの描写が甘いところもありますがまあ許容範囲。巻を追うごとに面白くなっていくタイプのタイトルでした。
朔野安子
花とゆめコミックス全8巻/白泉社
ジャンル:少女・ファンタジー / 好み度:★★★☆☆
同時収録は「恋の淵」(1巻)