ヘタレ少年綱吉の前に現れたのはスーツを着た幼児リボーンが現れる。彼は綱吉をイタリアンマフィアの次期ドンに育てるため家庭教師としてやってきた本職殺し屋だという。
綱吉ことツナ、リボーンをはじめとする登場人物たちが、さまざまな便利アイテム(武器等)を操り紡ぐ友情と戦いの物語。
うーん一言じゃ説明できないんかなあ。ジャンプ長期連載の典型的な構成というべきか。はじめの数巻は主人公を中心とした学園コメディ、その後本格的なバトルものになっていくという展開。バトルものになってくると徐々に話のスケールが大きくなり新たに登場するキャラクターも半端なく多くなっていきます。
人気があるとのことで読んでみたのですが人気が出始めたのは中盤かなあと思ったり。アクション描写がとにかくすごくバトルに即したストーリー構成も魅力。あと女性が好みそうな大人で美形な男性キャラクターが出てたりしてます。この辺が人気の一端を担っているのかなあと思うほどに雰囲気があるキャラが多かったりする。
そういや人気投票の結果を加味してストーリーが作られていってるって聞いたことがありますが・・・その影響なのかな。確かにキャラは魅力的だと思います。もう○年若かったらはまってたかも(笑)しかしもうキャラといきおいだけで読み進められるパワーがなかったりする・・・;
あとじりじりと物語がカオスになってきているのが気になるかな。メリハリがなくなってきているというのか。長期連載の場合はどうしてもこうなっちゃうのかなあ。でも絵は格段にレベルが上がりバトル描写の迫力は半端なく読んでいる間は楽しめるんですが。
天野明
ジャンプコミックス全42巻 / 集英社
ジャンル:少年・バトル / 好み度:★★★☆☆