ヨーロッパを舞台にした女子高生風な凄腕殺し屋とマフィア出身の美少女のコンビのガンアクション。
殺人業を営むミレイユは一通のメールが届く。そして日本へと向かいメールに記された場所にいた少女夕叢霧香と出会う。彼女はその場に現れ自分を襲う人間を簡単に殺していく。自分が何者かもわからない、記憶をなくした彼女が覚えているのは並外れた殺人技術とノアールという名前のみだった。ミレイユの過去と霧香の記憶とはなんらかの関わりがある可能性が高い。そんなこんなでミレイユと霧香はコンビを組みその謎を追っていくことにするが・・。ってなストーリー展開。
バックボーンは結構壮大で面白い設定がちりばめられていますがその割りにストーリー性が乏しい感じ。あくまでアクション重視の作品と言っていいかもね。
しかしアクションの「見せ場」以外のシーンの徹底したまったりとした空気はなんなのでしょう;全く動かねえ~;銃の撃ち合いシーンも魔法でもかけているのか?と思うくらい敵方の銃は主人公たちに当たら主人公たちの弾は実に効率よく敵に命中しますよ。ふいうちならまだしも向き合っている状態でこれはなかろうよ、と思うのは私だけなのか。それは突っ込んではいけないのか。
しかしなんか見覚えのあるまったりさだなあと思ったら.hackの監督か~。なるほど~。
個人的にはクロエの声とナリがツボにはまったようです。
思えば不憫な子だったような。しかし正面から刺されてて死体に全く血がないのはどうなのか。キリカがふきとったのか。それにしても衣に血はつくだろう。とか悲しみのあまり、一人突っ込みをしてみたり。テレビ放映の規制の関係なのかな。
最終回はけっこうヘビーでした。主題はとりあえずそういうことかと納得しつつもちと消化不良なラスト。最後の最後の2つの銃声が気になって仕方がないんですが。最初の方の彼女たちの約束が伏線になってる?
2001年テレビ東京系放映/堪能度:★★★★☆