正式タイトルは「藤堂龍之介探偵日記 亜鉛の匣舟 ~相馬邸連続殺人事件~」
探偵藤堂龍之介シリーズ第2弾。大正時代のある研究に取り付かれた医師の家で起こる殺人事件を解く推理アドベンチャー。
今回も数多くの登場人物と捩れた人間関係が特徴。今回は超能力研究とか記憶操作とかちょっとSFな要素。あいかわらず話を聞いた順番によっては唐突すぎる展開ですが人物関係はいい感じにドロドロで読み応えはありました(おい)
探偵と因縁のあるいろんな意味で謎の青年が登場が印象的だったかなほんとうにこの人は最後までよくわからなかった。
システムは前回と同じく、基本的にコマンド総当り方式ですが、前回と違うところは一応分岐が存在するところでしょうか。といっても2個だけなんですがね。各々のエンディングを迎えるとおまけの小説が追加されます。おまけはまあいいとしても本筋の分岐はほとんどあってないような違いで正直いまいち。
大正レトロの雰囲気はあいかわらずうまく音楽も良いので、ゲームとしてよりも物語としてそこそこ満足のタイトル。
ミステリーアドベンチャー / fonfun
ニンテンドーDS / ハマリ度:★★★☆☆