毎週火曜はチューズデイ! OYSTER

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ネズミたちによる駄洒落と、ネズミの視点からの人間社会の風刺をネタにした4コマ漫画。
タイトル通りネズミたちが主人公。ネズミが主人公の童話のように、登場するネズミたちは人格があり人語で意思疎通をする設定。
ネズミの鳴き声「チュー」を使った駄洒落一発ネタとか、人間が当たり前に使う道具等のネズミ視点の感想ネタとか。ネズミたちによるボケツッコミもあれば、ボケで終わって読者がツッコミ役になるネタもあり。著者のツッコミ描写って集中線がついてて力強いなあ(笑)
意外性や勢いだけで読ませるだけではなく、説得力のあるネタもあるところが好きでした。あとネズミたちのキャラクターがおかしくも愛らしい。まさに童話の中のネズミたち。
なぜか冒頭には世界のチーズのカットが描かれています。ネズミといえばチーズ、というのは日本人のDNAに刻まれているのか、実際チーズ業界ではネズミ被害が深刻なのか。カバーをはずすと地ー図(チーズ世界分布図)もあり。こうしてみるとチーズという食文化はヨーロッパがさかんなのがよくわかります。かたよりすぎる。日本の飛鳥時代にもチーズがあったんですね。

OYSTER
まんがタイムコミックス全1巻 / 芳文社
ジャンル:4コマ / 好み度:★★★★★