料理が鬼門のキャリアウーマンが、購入した洋館のおばあさんの霊に料理のいろはをスパルタ教育されるお話。
主人公は三十路独身のキャリアウーマン。彼女は住まいとして古い洋館を購入するが、その館は初代オーナーであるおばあさんの霊が棲んでいた。
家の守護霊であるおばあさんは、手料理のお供えを要求するが主人公は壊滅的な料理オンチ。そんな主人公におばあさんは定番の料理(という名の自分が食べたい料理)を教えるという展開。
まあ設定はどこか懐かしさを感じるまんが設定ですが、内容は初心者向け料理のレクチャーもの。けっこう本格的で実践向きです。ちょっと昔ながらの定番の方法って印象もありますが。
1巻は人には聞けない料理の基本中の基本が、2巻からは定番ながらけっこうめんどくさい料理が中心かな。
料理本は読む気がしないという人でも割とわかりやすい内容だと思います。というか料理をやってみたくなる内容というべきか(笑)
漫画部分では主人公と守護霊のおばあさんはいいコンビだなと感じます。特におばあさんのテンポのいい会話がいいですね。洋館にすむくらいだしお守護霊のおばあさんは相当はいからさんだったんだろうな。
どうでもいいことですが、これを読むと青年系料理漫画って職人の料理だよなあと思う。
漫画:竹田真理子 / 料理監修:渡邊香春子
お料理の守護霊 / 講談社コミックスDX 2巻 / 講談社
お料理の守護霊-基本のキホンの上出来レシピ12 / 講談社コミックスDX全1巻 / 講談社
ジャンル:コメディ・女性・料理 / 好み度:★★★★☆