伝説の龍を巡るファンタジーコメディアクション。
主人公は、天才と自分で言っちゃうほど自信家でナルシスト、当人は知らないが周囲の認識は頭はいいけど変わり者という評価を受ける魔法使いの青年。彼は片思いの女性に自分を良く見せたいがため、最強と謳われるイエロードラゴンの召喚をとり行う。術は成功、しかし現れたのは幼い少女。失敗したと思った魔法使いだが、その少女はまごうことなき黄龍だったという始まり。
ドラゴンは幼女の姿ゆえに力が不安定、魔法使いはドラゴンを使役させる召喚と思っていたが実はドラゴンに使役される召喚魔法だったという設定のもとに展開されるドタバタコメディ。
牧歌的な舞台設定の中で行われる明るくちょっと過激な日常風景といった感じ。黄龍がいるなら他の龍もいるということで話が広がっていく模様。ドタバタ展開やラブコメ展開など基本を抑えた真っ向勝負な内容はやはり読んでいて楽しい気持ちになります。
田村光久
少年サンデーコミックス全2巻 / 小学館
ジャンル:少年・ファンタジーコメディ / 好み度:★★★☆☆