小学生の拓也は交通事故で死んだ母親のかわりに赤ん坊の弟・実の面倒をみることを余儀なくされる。拓也と実、そしてお父さんの家族ドラマを中心に、様々な状況や立場の人々の、日常にある喜びや悲しみや葛藤を描いた物語。
リアリティのあるキャラクターや人間ドラマが見所。いろんなタイプの登場人物の日常生活におけるもととなる考え方がきちんとえがかれていて、思わず考えさせられるエピソードが結構あります。ハッピーエンドもしくはそれなりの解決を見る終わり方が個人的に好きです。余談ですが、最終回のネタはこれはいつかやるだろうなあと思っていたものだったのですが最後にもってきたのにはびっくり。
羅川真里茂
白泉社文庫全10巻 / 愛蔵版コミックス / 白泉社
ジャンル:少女・ヒューマンドラマ / 好み度:★★★★★