タユタマ -Kiss on my Deity- 

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伝統ある名門校での工事の際掘り出された遺跡。そこに奉られていた綺久羅美守毘売の分身である白髪狐耳と尻尾の少女と神社の跡取り息子、そして名門校の生徒たちの学園物語。
原作は大人向けギャルゲーらしい。まあ少女と少年を中心とした恋愛・学園ものではあるのですが、神の分身たる少女が自分の存在を人間に認めてもらい共存の道を進もうとするというのが主題の1つのようで。必死に説く少女の存在を頭ごなしに否定する、ってのはまああたりまえなんですが上から目線というか聞く耳もたないってシーンはちょっと辛かったなあ。
あと、構成が問題なのかキャラ設定が問題なのか、どうも作品全体が中途半端な印象を受けました。観ていて辛くなるほどのシリアスだったり典型的な萌え系展開だったり。あとはじめの顎がはずれそうな無理やり展開もちょっとなあという感じ。ギャグ一辺倒な話ではなく半端にシリアスなのでよけいに違和感が・・。シリアス含めるならもうちょいキャラ描写をなんとかしてほしかった気がします。
ゲームは未プレイですが、ゲームは面白いけどアニメになるととたんにつまらなくなるパターンなのかも。

2009年U局・AT-X放映全12話/ 堪能度:★★☆☆☆