貴族が支配する小国。父を亡くした貴族の１０歳の少女は周囲に支えられつつ片田舎で穏やかに過ごしていた。そんな中、当主争奪戦がはじまり、主人公の屋敷が突然の襲撃に遭う。
主人公は財産がほしいわけではなく平穏に過ごしたいだけなのだが、争奪戦をリタイヤすれば今現在持っているもの、親の愛した土地も穏やかな生活も失うことになるため、参戦を決意するというはじまり。
襲撃によりメイドも執事も死亡し、兵力は元傭兵の従者の青年と精巧な人型兵器。この人型兵器は、親の遺言の言葉を唱えると起動し不可解な伏線を持っている模様、というか襲撃した一派はどうもこのアンドロイドが目的みたいな。
幼く可憐な銃さばきが見事な少女と２人の青年が敵と戦うという図式は、正直わくわくする設定だったり。絶対か無か、武力対武力というのもあるけど敵側の策謀に対する対応も肝なのかもしれない。
篠原九
アーススターコミックス１巻 / アーススターエンターテイメント
ジャンル：青年・アクション / 好み度：★★★☆☆