ハル (マーガレットコミックス)
<綾瀬羽美
人型ロボットが普及した近未来の京都。くるみの恋人だったハルが死に、空虚になり引きこもりとなったくるみを元気づけるためロボットのキューイチは、ハルの姿となりくるみの元を訪れる。沈んだ人間と限りなく人に近いロボットの話。ほんとに未来にありそうなハイテク機器とかロボットとかと現代と同じ生活描写、未来にありそうな社会情勢などがうまいこと融合しているなと感じた。近未来SF的世界観とか話の組み立てとか設定とかいろいろ盛り込まれているなあと思ったら映画のコミカライズだった。著者名のみだったので気がつかずあとがきで知るという。生きることを主題としたせつなくも染みる話。心情描写・人物描写の透明感が印象的で実はミステリ要素も隠れていた構成が好み。最後の最後でのどんでん返し的な展開に目を奪われる。★★★★☆
<綾瀬羽美
人型ロボットが普及した近未来の京都。くるみの恋人だったハルが死に、空虚になり引きこもりとなったくるみを元気づけるためロボットのキューイチは、ハルの姿となりくるみの元を訪れる。沈んだ人間と限りなく人に近いロボットの話。ほんとに未来にありそうなハイテク機器とかロボットとかと現代と同じ生活描写、未来にありそうな社会情勢などがうまいこと融合しているなと感じた。近未来SF的世界観とか話の組み立てとか設定とかいろいろ盛り込まれているなあと思ったら映画のコミカライズだった。著者名のみだったので気がつかずあとがきで知るという。生きることを主題としたせつなくも染みる話。心情描写・人物描写の透明感が印象的で実はミステリ要素も隠れていた構成が好み。最後の最後でのどんでん返し的な展開に目を奪われる。★★★★☆
さよなら、ヒーロー。 (少コミフラワーコミックス)
<小泉蓮
表題作他君のキラキラになりたい・演技なんかじゃ、ない!!収録。あるきっかけからいじめにあっていた女子のクラスに久しぶりに登校してきたというクラスメイトの男子が現れ、女子へのいじめを一蹴したことから二人は仲良くなる。女子は自然に男子に好意を持ち告白するも断られる。それにはある理由があった、という話。いわゆる泣き系話。この手の話は読むのが辛いので苦手なのだがこの作品は良かった。悲壮感ばかりが目立っていなかったところと笑顔の表情が印象的だったからかもしれない。
<小泉蓮
表題作他君のキラキラになりたい・演技なんかじゃ、ない!!収録。あるきっかけからいじめにあっていた女子のクラスに久しぶりに登校してきたというクラスメイトの男子が現れ、女子へのいじめを一蹴したことから二人は仲良くなる。女子は自然に男子に好意を持ち告白するも断られる。それにはある理由があった、という話。いわゆる泣き系話。この手の話は読むのが辛いので苦手なのだがこの作品は良かった。悲壮感ばかりが目立っていなかったところと笑顔の表情が印象的だったからかもしれない。
あまいあまい恋をせよ。 (少コミフラワーコミックス)
<後藤みさき
表題作ほか冬空のスパンコール・僕のオレンジ収録。表題作はシンデレラ願望が強く恋に恋する15の女子の前に現れたのはヤンチャタイプ?でオレ様な男子、という話。この主人公はよくよく見ると二次コンとも言えるのか。現実で理想の相手を探しているけど男子と出会って三次に幻滅してって展開と見える。まあ王道ルートで男子に惹かれていくわけだけど。低年齢層向けの乙女テンションの高さはあるが幻滅を感じない可愛らしさを感じた作風。
<後藤みさき
表題作ほか冬空のスパンコール・僕のオレンジ収録。表題作はシンデレラ願望が強く恋に恋する15の女子の前に現れたのはヤンチャタイプ?でオレ様な男子、という話。この主人公はよくよく見ると二次コンとも言えるのか。現実で理想の相手を探しているけど男子と出会って三次に幻滅してって展開と見える。まあ王道ルートで男子に惹かれていくわけだけど。低年齢層向けの乙女テンションの高さはあるが幻滅を感じない可愛らしさを感じた作風。
ヒミツは恋のはじまり (Betsucomiフラワーコミックス)
<森田富士
同時収録はイケメンはじめました・君色写真。姉の合コンの人数合わせにOLとして若干変装して参加することに。その際、自校の男性教師と店が同じになり、それがきっかけで変装した状態で教諭と接点を持つことになる。生徒との恋愛は論外という教師が、主人公が生徒と気付かず惹かれていき、主人公は教諭との接点を避けたいと思いつつもなし崩しに付き合ううちに・・という流れ。このテの展開は大好物なので堪能しました。
<森田富士
同時収録はイケメンはじめました・君色写真。姉の合コンの人数合わせにOLとして若干変装して参加することに。その際、自校の男性教師と店が同じになり、それがきっかけで変装した状態で教諭と接点を持つことになる。生徒との恋愛は論外という教師が、主人公が生徒と気付かず惹かれていき、主人公は教諭との接点を避けたいと思いつつもなし崩しに付き合ううちに・・という流れ。このテの展開は大好物なので堪能しました。