Witch Hunter ROBIN(ウィッチハンターロビン) 

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ウィッチ(魔女)が存在する世界。魔女を滅する組織の日本支部に配属されたウィッチハンターの少女・ロビンと支部の青年ハンターはコンビを組むことになるが。オカルトアクションドラマ。
表向きは魔女の存在は認知されていないものの確実に超常能力を持つ人間が存在し、社会に危険を及ぼす存在として彼らを捕縛もしくは抹殺を行う組織が存在する、という世界観。主人公の少女ロビンは、殉職したメンバーの代替として本部から派遣されたA級のハンター。
ジャンルとしては現代社会に存在する魔女を捜査で見つけ出し捕縛・抹殺するという刑事捜査ものとオカルトアクションを足したかんじ。魔女を狩るハンターものらしいアクションと事の捜査・解決の展開が一話完結形式で流れていきます。
未成年だけど新人ぽくなく大人びたキャラの主人公、おそらくはバディとなる支部の青年ハンターにもある目的を抱えてるような。後々明らかになっていく組織内の裏事情とか主要人物たちによるサスペンス的なメインドラマですが、そのへんは1話からなんとなく匂わせているものの特に際立たせずはじめのうちはハンターものに徹していたところもとっつきやすかったですね。
魔女と組織の設定の作りこみが明確で丁寧、物語の核となる謎の伏線の出し方も秀逸で、知らぬ間に話がきっちり頭に入ってくるかんじ。各話の見どころを十分に堪能できる構成でした。
ほの暗くも渋い落ち着いた色調、メリハリのあるキャラのやりとり。スタイリッシュなキャラが多いこととか、いい意味で腹の探り合い的な印象があるとことか。この雰囲気だけでおなかいっぱいです。ええ、ほんとに。オープニングも好い。

2002年テレビ東京系放映全26話 / 堪能度:★★★★★