突如来襲した虫により人は溶かされ奇妙な姿をした巨大な化け物に喰われていく。発した言葉が現実になることが常だった少年は親友と片恋の先輩を失い、荒涼とした心を持ったまま生き延びていた。そんな中、化け物に対抗する組織の一人らしい女性と出会い・・。サバイバルパンクホラーアクション。
未知の生命体が降り注ぎ人類は極端に減っていく始まりのホラー。災厄の日の主人公のエピソードからはじまり、幾年かたったころから物語が実際に動くかんじ。人類を捕食する敵の風貌がパンク人形っぽいのが特徴の1つ。
人類を絶滅させきっていないとあ主人公にはその敵に対して他者にない能力といか違いがあるみたいな謎というか伏線があるみたい。不可解な敵の行動に人類側も手探り状態で進んで行くし、死んだと思われた主人公の先輩が敵の集団に混じっていたりとどう話が進んで行くのか気になるような構成は巧いと思う。
漫画:ノ村優介 / 原作:蔵人幸明
少年マガジンコミックス全11巻 / 講談社
ジャンル:少年・ホラーアクション / 好み度:★★★☆☆