ミシンの音、音が聞こえそうな凝視、小型犬の走る音、などなど音にまつわる日常の中の恋の一幕を描いた連作ショーとストーリー。
１話８ページの小話的なほっこりするエピソードたち。題名通り音や擬音が軸になっていますが、音自体の関連は薄くドラマに入るきっかけもしくは象徴として使っているかんじ。
表現方法がリリカルというか寓話のような雰囲気が特徴。ほんわかした絵柄ととてもあっているし自然体な印象が強いです。オチも幸せだったり前向きだったりで読後感も良。
山名沢湖
まんがタイムコミックスストーリー全２巻 / 芳文社
ジャンル：青年・恋愛 / 好み度：★★★★☆