ズボラ式こそうじ術 春原弥生

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掃除テクニックをレクチャーする本ではなく、まとめて掃除が常のズボラを自認する著者がいかに負担なくきれいな部屋を維持するかの試行錯誤を描いたエッセイ本。
試行錯誤というのもちょっと語弊があるかなあ。やってみて続きそう、と思うとちょっと躓いてまた改善ってかんじかな。この本の肝は、まとめて大掃除より普段からまめに小掃除をしたほうが楽という、あたりまえっちゃあたりまえの事柄です。がっつり掃除の技を知りたい人には物足りないと思いますが、どこからどうやればいいのかさっぱりな人にはとっかかりにはなるかもしれません。
独身時代の年末というか大みそかの大掃除の大変さに辟易したことからはじまり、結婚前の同棲で相手の荷物の少なさに驚き、結婚の後の新居で掃除の手際のまずさを相手に指摘され、小掃除の重要性を知り改善していく・・という展開かな。
読み物としては、著者自身の生活の変化も挟まれており、複数の状況下での掃除事情が出てくるので退屈せずに読める内容だと思います。絵柄もかわいく好ましい作風でした。

春原弥生 / 文藝春秋
ジャンル:エッセイ / 好み度:★★★★☆