聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ 

表紙画像
聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテをAmazonで見る

剣と魔法が存在し3つの王国の勢力が拮抗している大陸には、世界を破壊し尽くす邪竜が存在していた。邪竜を封印する儀式を行うが何者かの妨害により失敗。主人公の少年とその両親も参加していたが両親は死亡。何年か後、成長した少年は、育ての親でもある剣士の従者と仲間たちとともに邪竜を撃つ旅に出る。
ソシャゲが原作らしい。RPG世界観と設定、謎の美少女との出会い、主人公の成長譚、竜の討伐、竜に絡む力を欲する大変わかりやすいラスボス・・・とこれ以上にないテンプレというか定番の内容。
低予算なのか20年くらい前の作品を観ているような(彩色や線の処理はさすがにきれいだけど)古臭い作画、ぎこちなく動かない戦闘描写、口だけ達者な主人公(成長譚も含まれるので仕方がないのだが)・・・。
終始感じるチープ感というか今時じゃない感が半端なかった。とはいえテンプレということはかつての王道でもあるということなのだろうか、全く観るに耐えないってわけじゃなくなんかわからないけど全部観てしまったという作品。もうちょいテンポが良かったらなあ。後半はちょっと燃える(萌えるでは否)展開だった。あと1話プロローグ、儀式の一連のシーンは興味深かった。
ゲーム原作だがこの作品は販促になるのだろうかという疑問はある。

2016年テレビ東京系放映全13話
堪能度:★★☆☆☆