絶滅危愚少女 Amazing Twins他短文感想3件 

アニメ化されたタイトルのコミカライズ作品。


絶滅危愚少女 Amazing Twins(角川コミックス・エース) 広瀬まどか/佐藤順一
同名OVAコミカライズ。イメージしたことを具象化する特殊能力を持つ少女は、意識体?の双子の妹を精神に宿す。特殊能力者は世間からは忌諱されがちという設定。主人公は、自分が演じる魔法少女特撮系の野外ショーでその能力を使っていたが、彼女の能力に目をつけた男に刺客の少女を送り込む。SFファンタジー活劇というかんじか。定番の展開ゆえに元を知らずとも読み進め安い。作画担当の技量が達者なのもあるのだろう。キャラに移入しやすいのも好印象。クライマックスはいいのだが最後の最後の演出がいまいち。原作通りなのかもしれないが。


UN‐GO~因果論 (角川コミックス・エース) pako(著), 高河 ゆん (その他),会川昇
同名アニメ映画のコミカライズ。テレビアニメエピソードの前日譚になるのかな。主人公と因果の馴れ初めと
そのときにいた旧友?との再会。謎の宗教団体が絡む事件。ちょいSF的な要素もあったなあ。原作付きというのもあるけど漫画としての画面構成や作画など総合的に質は高い。絵がオリジナルに近いからか作品に入りやすく読みやすかった。でもまあテレビアニメのほうのコミカライズなりを見ていた方が楽しめるかな、やっぱ。


神撃のバハムート TWIN HEADS(1) Ryota-H・蝉川タカマル・Cygames
ファンタジーアクションアニメのコミカライズ。元はなんだっけ。ゲームかな?たぶんアニメの方のコミカライズであってると思うんだけど。話は主人公の二人がとある坊ちゃんとメイドに依頼を受けるところから始まる。絵はがっつり元アニメのままの絵柄でかなり巧い。エピソードは多分オリジナルかな?違っていたらすみません。主人公達のキャラと世界観は大体把握してからの読了なのですんなり入れた。エピソード構成もうまくエンタメ的に楽しめる作品かと。