ネクロ;クロニクル 鈴木恭太郎 


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事なかれ主義の男子高校生の家にやってきたのは金髪美少女。
彼女は屍者を操る能力を持つネクロマンサーで、来日の目的は日本侵略だった。
悪役な少女が主人公との交流から目的を違えるか?ってのが主題・・なのか?
あー、無邪気で邪悪な異能を持つ少女の描写も肝なのかな。
少女の侵略宣言が悪戯とされ重要視されなかったあとのナレーションは
けっこう深刻だったのに1巻を通じてコメディ風味なのがちぐはぐな印象。
とはいえコメディ要素はけっこう楽しめたし、痛快なエピソードも面白かった。
ただ本題に入る前に描写されるラッキースケベとかエロ展開とかがけっこうくどい。
レーベル的に必要不可欠要素なんだろうけども。
あと表紙と本文の絵の印象がけっこう違う作品だった。
初見ではそんなこんなで違和感が半端なかったが読み込めば馴染んできた作品だった。

鈴木恭太郎
ドラゴンコミックスエイジ全2巻 / 富士見書房
ジャンル:少年・オカルトアクション / 好み度:★★★☆☆