学生のヒロインは研究室の教授に嵌められ宇宙を漂流していたところ宇宙掘削会社の船に拾われる。
不正の嫌疑を掛けられ指名手配の身となり行く当てもないヒロインはそのまま掘削会社の一員となる。
・・という女子学生ヒロインが荒くれ面子たちと掘削のお仕事をするというSF炭鉱夫物語といったところか。
分野は同じだろうけど炭鉱夫とは縁の無いヒロインが掘削会社の中に入るための設定とは言え、
冒頭は胸糞系なので視聴しづらくはあったものの、一度主人公が輪の中に入ればそうストレスもなかった。
つかヒロインが主人公というより社員の一人が主人公と言った方がいい?
ワケありでも使えれば雇う系会社にあるあるな展開とかノリはある種の懐かしさも感じた。
SFロボットや船などのアクションは絶品。絵も動きも綺麗なのはさすがだなと。
人間の意識をロボットに移送して動かすという設定も地味にツボだった。
ただわりと世界観とか人物相関がリアルで面倒くさくてややこしいところがあるゆえに
きちんと話を飲み込みきれなかったのが正直な感想。
監督なのか製作会社のカラーなのか終わりが近づくとたたみ方がちょっと雑に感じることも。
いろいろ言っていますが総体的にはおおむね楽しめた作品だった。
2017年 TOKYOMX他全12話 / 堪能度:★★★☆☆