身の程を知り平凡と認識するごく普通の少年は、グルメの地獄の伯爵と遭遇する。
主人公の前に現れた地獄の伯爵はグルメ。地獄で最も美味とされる本物の料理人の魂を欲していた。
が、彼が満足のいく魂には出会えず、ならば自分で作ってしまおうと
白羽の矢を当てたのが主人公というわけ。
料理などしたことがない主人公だが、
伯爵が彼を操ってなし崩しに主人公に料理を作らせていき、
話の本舞台であろう料理の名門校に入学する展開。
規格外な存在が主人公に憑いて技術を育てていくパターン。
しかし料理人になったら主人公は魂喰われちゃうやん・・。
地獄の住人が絡むのでオカルト寄りだがスポ根コメディ色も強い。
ネウロとヒカ碁に料理を足して割ったかんじ。
原作が料理人だったということでメニューの幅は期待できそうな。
キャラの動きはかなり活発。苦手な主人公受難タイプだが勢いがあり読み応えはあった。
原作:西村ミツル / 漫画:天道グミ
ライバルコミックス全13巻 / 講談社
ジャンル:少年・ファンタジー / 好み度:★★★☆☆