虚構の王 藤山海里 


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ハイソな家柄の子女たちが多く通う学校で特に支配力の高いスペックを持つ男子が主人公。
当人は自分の持つ能力と立場を賢く最大限に活かし周囲の人望も厚いが仄暗い野望も持つ。
そんな主人公の前に、過去関わりがあったであろう屈託のない転校生男子が現れる。
主人公は何らかの理由で転校生に苦手意識があり避けようとするが、
転校生は主人公に話しかけるのを諦めない。
そんな中、主人公と転校生は奇妙な鏡が出現しそれを通ると不可思議な空間に入り込んでしまう。
その空間で命の危険にさらされ、転校生は死にかけ、何者かのささやきに
主人公は彼を助けるよう叫ぶ。
そこから主人公は異様な空間の中で空間内で発揮される特殊な能力を持って繰り広げられる
デスゲームに巻き込まれる・・てかんじの話。
主人公が手探りでなく、主人公を巻き込みゲームのナビゲートをする謎の人物との
やりとりをヒントにゲームを生き抜く展開かな。
うーんなんか違うかもしれないけど巧く説明できない:
主人公のキャラ設定が冷徹というか合理主義的なのに転校生に対して
情の深い選択をする展開も、したり顔のナビゲート役も
なにが、という訳じゃないけど小骨が引っかかったような感覚を覚える。
正直、アイディアや設定は好みなのに話の流れが掴みづらく
人物への共感もしにくいので物語としては今ひとつなのだが、
主人公が戸惑ったり憔悴する表情が既視感に近いなにかを感じ、
個人的に妙に印象に残る作品だった。

藤山海里
MFコミックスジーンシリーズ全3巻 / メディアファクトリー
ジャンル:少女・アクション / 好み度:★★★☆☆