逃げるは恥だが役に立つ 海野つなみ 


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高学歴だが就職難、派遣切りもあい再就職もままならない状態のヒロイン。
求職中の彼女に紹介されたのはかつて父の部下だった青年のハウスキーパーだった。
そして雇い主の青年から契約結婚を提案されるところから始まる。
結婚と言ってもお互い恋愛感情はなく、青年は結婚には興味はないが
結婚しているという体裁が欲しく、またヒロインも住まいと
体裁が得られるし主婦としての家事一切を行うことで
金銭の対価を得られるってかんじ。winwin関係ということで契約成立。
当初はほぼ完全にビジネスライクなんだけどもまあ同居していけば徐々に
情も出てくる展開かね。このふたり以外にもヒロインの独身の叔母とか
青年の同僚とかも登場する。
現代社会でちょっと生きにくい要素を持つ人たちのドラマといったところか。
雇用問題・性関係・ライフスタイル諸々の理想と現実の描写が等身大で描かれる。
感情過多にならず淡々とした雰囲気が読みやすくで秀逸。

海野つなみ
講談社コミックスkiss11巻 / 講談社
ジャンル:女性・ドラマ / 好み度:★★★★★