彼女たちのメシがマズい100の理由 高野小鹿 rin 

同名ラノベコミカライズ。一人暮らし男子が親公認の幼馴染み女子に世話を焼いてもらっている。
彼女はスペックが高いのだが、料理の腕が壊滅的に・・メシマズ、という話。
日常生活の面倒を見て貰うということは料理は避けて通れないところ。
ヒロインは料理の腕というより食材の組み合わせが一般人にとっては凶悪。
とはいえ、身体に害を及ぼすに至るほどでもない微妙なラインという・・その意味でも凶悪。
当人が味音痴な上レシピ通りに作らないという定番のよう。
ヒロインも主人公が自分の料理を美味しくないと思っていることを知っており、
それを攻めず、精進する良い子なだけに主人公も辛いところ。
話が進むと、このメインヒロイン以外に味の無いイギリス料理を作る英国女子や
辛み味を好む女子、あと主人公の姉も登場していく。
キャラが可愛く活き活きしており、主人公のマズメシ描写の演出もメリハリがあって秀逸で楽しい。
1巻はかなり面白かったのだが、2巻になると面白さが少々失速した印象。

原作:高野小鹿 漫画:rin
角川コミックスエース全2巻 / 角川書店
ジャンル:少年・ラブコメ /好み度:★★★★☆