ニンジャスレイヤー わらいなく 


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原作はアメリカ人二人の作家による小説らしい。
第一部ネオサイタマ炎上編のコミカライズ。
ニンジャに妻子を殺された男性はニンジャスレイヤーとなり復讐を誓う。
ってのが大筋。大変にわかりやすい。
アメリカ人から見るニンジャ同士のバトルアクションが主軸。
架空の日本を舞台にしているが都市や団体・組織などの舞台設定と演出が突き抜けている。
けっこう未来が舞台設定のようでいろんなメカとかバイオ技術とかが出てくる。
画面はまさにサイバーパンクニンジャ活劇。
日本の印象って外国から斜め解釈満載で見るとこうなるのかと中々に興味深い。
語句の使い方など、完全に間違ってはいないけど違うんだよな~って微妙な
ラインがたまりませんよ。布団のくだりはシリアスなのに笑ってしまった;
主人公はこれ以上ないステレオタイプのニンジャだが女子高生とかアフロとか
けっこういろんなキャラが居るし、ノリがシリアスだったりコメディだったり
風刺が入っていたりといろいろ多岐に渡っていてエンタメとして十二分に楽しめる。
前知識なく読んだので1ページ目から開いた口のまま読み進めてしまった。
実は比喩表現でない。それくらいの衝撃のタイトル。
アメコミのノリを踏襲しつつ美麗なアクション画面を繰り出す作画者の力量には拍手しかない。


原作:ブラッドレー・ボンド/フィリップ・ニンジャ・モーゼズ
漫画:わらいなく
角川コミックスエース14巻 / 角川書店
ジャンル:少年・サイバー活劇 / 好み度:★★★★★