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■ACLLA 太陽の巫女と空の神兵

高田慎一郎

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強大国家エストレージャに攻め込まれ戦争状態にある農耕大国ピスカ・スーユ。ピスカ・スーユの女性戦士・カイを中心に描かれるファンタジー要素を含んだ本格戦争絵巻。
主人公側の国の装束や文化形態は南米アステカとかマヤなどの古代文明を彷彿とさせるエキゾチックかつ神秘的な印象、一方敵側は軍事国家らしく硬い鎧に身をつつみ武力で欲を満たそうとする印象。なんとなく南アメリカで起こった西欧人による先住民族の蹂躙がモデルになっているのかなあと思ったり。
主人公側の技術には空を翔るものがあり奇襲に近い戦法でなんとか戦っているものの状況は芳しくなく。真っ向な戦争描写と並行して主人公の幼馴染の少女はなにか謎を秘めて主人公になにかを施そうとしているような展開。どうもこの謎が主人公の国の神?と力にかかわるもよう。つか何度読んでも把握できないので適当な説明ですいません;
戦争の設定や構成はリアリティがあり、架空ファンタジー要素も加味されている内容です。
それにしてもこのタイトルも百合要素があるのか・・とふと思ってしまった。まあかつての民族の信仰にこういうのがあるのかもしれませんが。あと敵側の兵士が女と見れば陵辱という展開にちと食傷。現実でも戦争下ではあたりまえにあったことだろうしかまわないのですが、話の流れ的にあまり必要性を感じない場合があったのがちょっとね;YAってセクシャルなシーンが多いタイトルが多いしそういう意向なのかな。
初巻では謎が多く設定の説明もあまりされず、状況がコロコロと変わるので大筋が良くわからないというのが正直な感想。まあ戦争ものは複雑に入り組んだ話が多いのですが。テーマもキャラも設定も悪くない、むしろ緻密で見ごたえがありそうな予感はするので、私的にはまとめて読むタイプの話かな。

高田慎一郎
YA!コミックス全5巻 / Bbmfマガジン
ジャンル:青年・戦争・ファンタジー / 好み度:★★★☆☆

作品名あ行 , 著者名た行 [ 青年漫画 ]








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