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■タッジー・マッジー

山口美由紀

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ある理由から住処を転々としていたロッテはある町のボロ屋に住み学校に通うことに。というはじまりのファンタジードラマ。
見た目15前後の少女の主人公は、年を取らない魔女という秘密を持っており、その力ゆえに迫害を受け住処を転々としている。町の住人に秘密がばれたものの今回は受け入れられ親しくなっていく。そんな中、妖精の世界の青年が現れ、ロッテの中に人間界にやってきた妖精が入り込み出られない状態で、妖精の体は行方不明だという。妖精探しのほかに、過去トラブルから住人に殺された魔女が復讐を企てているという軸もありで、結構複雑なドラマ構成に。
件の妖精(というかクオーターなんだが)の青年は、フィーメンニンは謳うにも登場したキャラ。世界観は同じなんですな。登場人物は多いですが役どころがきちんとしているし、血の通ったキャラづくりが見事。
ストーリーも伏線や真相などひとひねりもふたひねりもあり、どのキャラの行動もやんごとない理由がきちんとあり、本当の意味の悪役がいないところは秀逸。どれも少なからず自分以外の誰かのための行動であり、せつなく心を打たれる。

山口美由紀
白泉社文庫全3巻 / 白泉社
ジャンル:少女・ファンタジードラマ / 好み度:★★★★☆

作品名た行 , 著者名や行 [ 少女漫画 ]








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