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■203号室の尽子さん

山田也

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霊が見えて話せる尽子さんはしょっちゅう霊に話しかけられそのたびに諭して成仏してもらうことが日課。彼女とお節介な福耳の青年の霊や彼女を慕う霊や幼馴染の少年など個性豊かな面々が織り成すホラーコメディドラマ。
主人公は霊の話は聞けるけど祓う能力はなく人間とのトラブルのようにあくまで対話や説得などで解決するという展開。ゆえに彼女では間に合わない場合のフォロー役を担うキャラも配置されています。
ギチギチのシリアスではなく砕けたギャグになる一歩手前のブラック要素を内包したホラーコメディという印象。お気楽な雰囲気かと思いきやけっこうシビアな展開やしんみりするドラマもあったり。
一般的な霊のみならず霊界警察とか死神とかといった設定もありでなんでもありとも言えたり。少々詰め込みすぎというか落ち着きがないというかくるくる踊っているというか(書いててよくわからなくなってきた)一辺倒のホラーものよりは楽しめる内容ですが訴えかけるものがちと不明瞭かなあ。
あと霊的なことに関わるとエネルギーを消耗するので大食らいになるという設定があるのですがキャラづけのためか話のエッセンスのためか。こういうパターンはよく見かけるのであまり新鮮味はなく。
読んでいるときは確かに興味深く面白く読めました。ドラマ要素が強いエンターテイメントとしては高い水準だと思われ。
ヒロインが上へ昇る霊に「お大事に」と告げるのが作中の定番のシーンですが自分を大事にということのようです。

山田也
ボニータコミックス全3巻 / 秋田書店
ジャンル:少女・ミステリコメディ / 好み度:★★★☆☆

作品名な行 , 著者名や行 [ 少女漫画 ]








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